いのちのひ

不死鳥の作品’いのちのひ’の書の欠片が空間と同化するインスタレーション作品。墨は燃えた煤でできていますが、墨線は作家の魂が燃えた跡でできているとも言えます。
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何かによって虐げられた魂が復活ののろしをあげるように再び自らのいのちの炎を燃やしてふわりとあがりますようにと願い生まれた作品です。
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下呂 温泉寺 医王閣
撮影:武川憲太郎さん
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The Fire of Life (The Day of Life)

I rejoice,
In the freedom born of occupation.

And I despair at the same time,
An identity that has infringed and abandoned.

Between despair and hope,
I dreamed of a phoenix taking flight.

It is not a legend.
It is not history either.
And it is definitely not by Osamu Tezuka.

Without a doubt.
In myself,
I saw a burning flame.
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verse: Yuuki Kobayashi
translated Seth Balthazar & Miki Balthazar
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‘いのちのひ’

俺は歓喜する
占領されて生まれた
自由に

同時に絶望する
蹂躙されて捨てられた
アイデンティティに

絶望と希望の狭間で
不死鳥が飛び立つ
夢を見た

それは
伝説という
類いのものでも
歴史という
類いのものでも
ましてや
手塚治虫のものでもない

紛れもなく
俺自身の中にある
燃え盛る炎を
見たのだ

 

詩:小林勇輝